バックパッカーに興味が有るけど失敗しないか不安に感じている方に、バックパッカー経験者の僕が自分で経験した3つ失敗を紹介します
僕がバックパッカーにいく前に感じた不安な気持ちと、日本に帰ってきた時の気持ちの変化をこのブログにしてみました
このブログを読めば、初めてのバックパッカーに挑戦する勇気と海外での警戒感が得られると思います
初めてバックパッカーに挑戦したい方の背中を押せれば幸いです
バックパッカーとは、バックパックに生活の全てを詰め込み格安で海外を旅行する旅行者の事です
カナダでワーキングホリデーを経験して、東南アジアやインドとネパールに半年以上、さらに2ヶ月間かけて、スペイン、モロッコ、ドイツにバックパッカー旅をしてきました
結論
- 言葉の壁は楽しい
- スリやひったくりには警戒をしよう
- 危険な地区は下調べをしよう
- 現地の人と友達になったと思って、気安く付いて行かない方が良い
- バックパッカー旅行はそんなに怖くは無いが、結局全てが自己責任
- 気軽にバックパッカー旅行をしよう

バックパッカーをしたきっかけ
僕がバックパッカーをしたきっかけは、カナダにワーキングホリデーに行った事がきっかでした
カナダのウィスラーと言う地域に1年位滞在していました
そこで、出会った人達にバックパッカーと言う旅行の仕方が有る事を教えて貰いました
その内容はとにかく安く行ける、自由に旅が出来る、ビザさえ気にしていれば長期滞在も出来る!
僕にとっては、いい事尽くめの旅のスタイルだと感じました
バックパッカーとは、バックパックを背負って旅行する旅行者の事です
飛行機は、LLC(格安航空券)で現地に行き格安のゲストハウスで泊まればもう立派な
バックパッカーです😁
僕が実際に使った、格安ホテル検索サイトのリンクを貼っておきます
【agoda】


不安に感じてた事と経験して感じた事
初めて行く海外はとても不安に感じるものです
僕も最初はそうでした
そこで、バックパッカーに出る前に不安に感じていた事と、実際に旅をした後に感じた事を書き出してみました
初めてバックパッカーにいく方は参考にしてみて下さい
経験者の方は共感できる所もあると思います
言葉の壁で不安に感じていたけど
- 言葉が分からなくても何とかなる
- 言葉が分からなくてもGoogle翻訳で何とかなる
- 言葉が分からなくて苦労した分思い出になる
- 言葉の壁は楽しい
実際に言葉が通じ無くて苦労する事も多いと思います
僕も苦労しっぱなしでした、、、
英語の成績はいつも1が付いていて、初めて海外に行った時はコーヒーを一杯買うのも一苦労でした
ただ、英語が出来ない分ジェスチャーが増えて行き、伝えたい相手も必死で何を伝えているのか感じ取ろうとしてくれます
分かり合えた時は、お互いにハッピーな気持ちになります
ハグをしたくなります
言葉が通じ無くてもそんな思い出が沢山出来ます
親友だって、恋人だって作れるかもしれません

持ち物は何が必要か不安に感じていたけど
- 案外何も要らない
- 現地調達でいい
- 買った物はお土産になる
バックパッカーをするに当たって、アドバイスをするなら荷物の量を極力減らした方がいいです
バックパックの重さは、旅行のし易さに大く関わってきます
日本から持って行くのは選び抜かれた精鋭達ばかりです
要るのかな?
と少しでも疑問に思ったものは、要らない物です
胸を張って、要るんだと思った物だけ持って行く事にした方がいいです
足りない物は、現地調達した方が断然楽しいです
現地の人はこんな物を使っているんだとか、日本のクオリティーって凄いんだとか色々な発見が沢山有ります
日本から持って行く服は、洗っても直ぐに乾く化繊の物をお勧めします

予算は足りるか不安に感じていたけど
- アジア圏なら3ヶ月で30万あればいい
- ウーフーをすれば生活費がタダになる
- 現金で持つよりクレジットカードで支払いが楽
アジア圏はやはり、物価が安くてホテルに泊まるのも安いしご飯を食べるのも安かったです
ゲストハウスやドミトリーなどの、格安の宿泊施設を利用すれば一泊1,000円以下に納める事だって可能です
ご飯も屋台の飯にしたり、現地の食材を買ってきてゲストハウスで自炊してお金を節約する事も出来ます
バックパッカーはこのスタイルがスタンダードだと思います
お金は換金所で換金するより、クレジットカードでキャシングした方が利率はいいです
また、クレジットカードで支払い出来る所はクレジットカードで支払いをした方が節約になります
スキミングのリスクもありますが、クレジットカード会社の保険でなんとかなったりします
ウーフーとは、農家さんの家の手伝いをして住む所と食事を提供して貰う最高な旅の周り方です
生活費実質タダで、いい経験も出来きるまさしくバックパッカーの旅の仕方です

治安が悪そうで不安に感じていたけど
- 危ないと言われている地域以外は案外安全
- どこが危ないか調べてから行こう
- 日本と比べるとやっぱり治安は良くない
- 日本と比べると汚い
- NO!!と言える日本人でいよう
海外に行く前は、どこもかしこも危険で一杯と考えていました
ところが、実際に海外に行ってみるとそうでも無い事に気づきました
特に観光地は比較的安全でした
ただ、本当に危ない地域は危険だと思います
事前の下調べは本当に大切だと感じました
外務省の海外安全ホームページがあるのでチェックしておくといいかもしれません
リンクを貼っておきます
発展途上国は日本人よりお金を持っていない事が多いです
なので、スリやひったくりは日常茶飯事です
スペインはスリが日常茶飯事で、あちらこちらでスリの被害に遭った人達がいました
僕もその1人ですが、走って捕まえ財布を取り返す事が出来ました
が、それで終わりでした
警察に行く事も無く、謝る事も無く普通に終わりました
それが日常なんです
日本と考え方が違うみたいで、やられる方も悪いという風潮が有ります
海外へ旅に行くと、日本がどれだけ綺麗で安全な国か分かります
日本のトイレは世界一綺麗だと感じます
インドやモロッコは押し売りが本当にしつこいです
NO!!と言っても全然諦めません
NO!!と言わなければ、要らない物を無理やり買わされます
NO!!と言える事が大切なスキルです

不安だった事のまとめ
- 言葉の壁は楽しい
- 持ち物は現地調達でいい
- 東南アジアは3ヶ月30万あればいい
- 危険な地域か調べてから行こう
- NO!!と言える日本人になろう
不安に感じる事が沢山ありましたが、現地に着いて一週間位もすればそんな不安も無くなります
とにかく、好奇心の向くまま楽しむ事で不安なんてどっか行ってしまいます
そんな時に、トラブルはやってくるものです
下調べの大切さとNO!!と言える大切さを改めて認識させられます
不安は無いけど、気を付ける事に越した事は無いと思います

バックパッカー中の失敗
バックパッカーをしていると、本当に沢山の失敗を経験します
電車に乗り遅れる事なんて日常茶飯事です
ありがちな失敗もしますし、自分だけしか経験して無いだろうと思う様な失敗もして来ました
僕が経験した3つの失敗をここで紹介したいと思います
良かったら、参考にして下さい
預け荷物のサイズをミスって失敗
無さそうで意外に良く有るのが、預け荷物のサイズをミスって余分にお金を払う事です
カナダから日本に帰る時の話です
スノーボードの聖地でウィスラーと言うヴィレッジが有ります
僕はそこで1年半滞在していました
春になると、様々なアイテムがセールになりお買い得になります
そこで、スノーボードを日本に持って帰る為にセールになっていたスノーボードケースを格安で購入しました
スノーボードケースは、どれでも預け荷物の規定サイズ範囲内だと勝手な先入観から調べもしずに空港に行きました
ところが、空港のチェックインカウンターで荷物のサイズに引っ掛かってしまいました
追加料金を払うハメになりました
追加料は、15,000円支払いました
とっても悔しかったですし、スノーボードケースより高かったです
今にして思えば、このスノーボードケースはサイズオーバーで、誰も買わないから安くなっていたんだと思います
下手な先入観を捨て、しっかり荷物のサイズと重量をチェックする癖を付ける事を心掛ける様にしたいものです

バイクで転けて失敗
タイでは国際免許無しでも、原付きバイクを貸し出してくれる所も有ります
僕は日本でもバイクに乗っていたので、運転に自信が有り原付バイクをレンタルする事にしました
レンタルした原付きバイクで、チェンマイからパイと言う地名の山奥にある村に向かっている時の話です
チェンマイのゲストハウスで出会って、仲良くなった仲間5人でパイに行く事にしました
僕達がレンタルしたバイクは50ccの原付バイクで、しかも2人乗りしても良いらしく旅費を少しでもケチりたい僕達は、この原付きバイクで2人乗りで行く事に決めました
パイは山奥の村なので、道中きついコーナーリングがいくつも有ります
しかも、日本と違い舗装がツルツルで今にも滑りそうです
原付きバイクのグレードは一番低い物にしていて、タイヤの溝が無くて条件は揃っていました、、、
コーナーリングに差し掛かり、体重を傾けた時に転倒してしまい気づいた時には2人とも体ごとツルツルの舗装の上を滑っていました
もちろん、2人とも身体中擦り傷だらけです
一緒に原付きバイクでパイに向かっていた友達に助けて貰い、チェンマイの病院に向かうハメになりました
パイ行きは一旦諦めて、チェンマイで傷を癒す事になり大幅な時間ロスをしました
チェンマイの病院の治療方法は、看護師がガーゼに消毒液を染み込ませてそれを傷口の患部に押し当ててゴシゴシします
しかも無表情で、、、
もちろん、ものすごく痛いし悶絶ものでした
まるで拷問を受けている様でした
今にして思えば、ケチって一番グレードの低いバイクをレンタルしなければ良かったと反省し運転に自信があっても、もっと安全に気を配って運転すれば良かったと後悔もしました
でも、楽しかった

インド人を信用して50万円騙されて失敗
インドで旅をしていた時に、観光地では無くインドのローカルな村に行きたい!
そんな気持ちで旅をしていると、3人連れのインド人が話かけて来ました
その中の1人でパプーと名乗る男が、凄く日本語が上手くて日本についても、とっても詳しかったです
しかもポーターの財布を持っていて、僕もポーターの財布で旅をしていたから意気投合しました
聴けば、パプーは日本に住んでいて一時的に帰国しているみたいで、日本には日本人の嫁もいてパプー自身も日本で働いているとの事でした
話をしている内に、近々パプーの村で「大きな祭りが有るから来てみないか」って話になりました
僕は一発で行ってみたいと思ってしまいました
パプーには日本に仕事が有るし日本人の奥さんもいる!
僕は実際にパプーの奥さんと電話で話をして、パプーの事を信用してしまいました
3人組のインド人と一緒に、名も無い村に行く事に決めました
その村は、電気や水道やガスが無くお風呂と洗濯物は近場の川で電気といえば、太陽パネルを使い日中に車のバッテリーに蓄電して、夜に豆電球を付ける位でした
飲み水は井戸から汲み、トイレは穴が掘って有り水を流すと家の外に流れ出る作りになっていました
炊事場のかまどは土を利用して手作りで作られています
もちろん薪を使って調理をしていました
まさしく、絵に描いた様なインドのど田舎でした
僕が思い描いた旅そのものです
そんな田舎だから、「バイクが無いと不便だよ」とパプーが話してきました
レンタルバイクなら安く済むしいいかなって思いました
しかし、パプーが提案して来たのがデポジット制のレンタルバイクでした
その内容は、デポジット(保証金)を50万払えばバイクを返した時にお金が丸々近く返ってくるものでした
いかにも怪しいのですが、その時は受け入れてしまいました
長くこの村に滞在するし、お金を少しでも節約したいと言う気持ちが働いていました
名も無い村で生活をしていると、いつの間にかパプーが居ない事に気づきました
村の人達に、パプーに連絡を取って欲しいと言い連絡を取ってもらいましたが
連絡が取れません!
完璧にやられてしまいました
バイクを借りる為に払ったデポジット(保証金)は返って来ません
そんな、話もあったのかどうなのか怪しいものです
インド人の旅行会社で、デポジットを払う為にそこでクレジットカードを切りました
そこの会社も、きっとグルだったんだと思います
そこで、クレジットカード会社に相談したんですがスキミングと違い、クレジットカードを切った時に自分でサインをしているからお金は払えないとの事でした
僕の50万円はインドに溶けて行きました
インドは詐欺が多い国で特に日本人女性に対しての結婚詐欺が多いみたいです
インドの文化で、新婦側の家が新郎側の家に対して末長く繁栄する様にと、家を建てたりお店を持たせたりするそうです
そこで、インド人のハンサムな顔立ちと甘い言葉で日本の女性が引っ掛かってしまう事もしばしばあるそうです
今思えば、カタコトの日本語を話すインド人では無く流暢に日本語を話すインド人の方を疑った方が良かったです
この話をタイで出会ったベテランバックパッカーの人に話したら
旅は自己責任だから、、、
深く突き刺さりました、、、

まとめ
- 言葉の壁は楽しい
- スリやひったくりには警戒をしよう
- 危険な地区は下調べをしよう
- 現地の人と友達になったと思って、気安く付いて行かない方が良い
- バックパッカー旅行はそんなに怖くは無いが、結局全てが自己責任
- 気軽にバックパッカー旅行をしよう
旅は常に自己責任です
事故にあったり、詐欺にあったり、道に迷ったりしても自分が全て悪いのです
人に腹を立てるのではなくて、全てを笑って過ごせる寛容さこそがバックパカーを成功させるコツです
見た事の無い景色に感動したり、出会った事の無い人達に出会い共感したり、時には喧嘩になったりします
今この時がリアルなんだと、生きている実感を味わえると思います
自分から動き、自分から苦労して、自分から楽しみに行く
そんな経験はきっと自分自身を成長させてくれると思います
後悔なんて絶対しない!
明日にでもバックパックを担いで、気軽に旅に出ましょう✈️

コメント